エクセル資料の「平成31年度」に取り消し線を引いて「令和元年度」に訂正してほしい、という手間のかかるご指示が来ました。
「平成31年度予算」が例にあがっているのですが、「平成31年度計画」とか「平成31年度組織」諸々、同じパターンで後から後から湧いて出るのはわかっています。
Officeの更新を待っていれば「令和」が表示できるようになる、というのは日付だけであって、「文字」として打ち込んだ「タイトル」や「項目名」は当然ながら勝手に「令和」に修正される、などというサービスはありません。
なら、いつもの手作業になるわけですが、「取り消し線」を引く作業と、後から後から同じパターンが湧いてきても、簡単に処理できる「文字列置き換え関数」の解説をいたします。
「令和対応」にお役立てください。
「令和」問題すべてがここで解決いたします!
EXCEL令和対応、改元関連の困り事解決33の手法
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取り消し線を引く
①セルを選択しておき、「ホーム」タブ「フォント」メニュー右 ↘マークをクリックして「セルの書式設定」を出します。ショートカット[Ctrl]+[1]でもすばやく出せます。
②「フォント」「□取り消し線(K)」にチェックを入れて「OK」します。
最速で取り消し線を引く方法
③ショートカット[Ctrl]+[5]で、さらにすばやく取り消し線が引けます。
文字を置き換えるSUBSTITUTE関数
SUBSTITUTE(文字列,検索文字列,置換文字列,置換対象)
⇩わかりやすく表現すると
SUBSTITUTE(文字列,抜取る文字,差込む文字,省略可)
①セルA2へ「=SUBSTITUTE(A1,”平成31年“,”(改)令和元年“)」と入力します。
②同じパターンのタイトルにも適用できるでしょうか?
③数式のコピー/ペーストだけで対応できました。
「数式」なので職場で使い回しができますね!指示を出す方へもプレゼントしますか?
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