「EXCELはメニューだらけでわけがわからん!」という声が聞こえてくるオフィスがあります。
EXCELが使えるスタッフにとってリボンメニューは「宝の山」でも、完成したファイルを受け取って「見るだけ」のこの上司には「邪魔な」存在に見えるのでしょう。
スキル向上の余地があるなら今は邪魔に見えていても、徐々に「価値」を見直すことになるのですが、もし見込みのない方なら使えるリボンメニューだけに「整理」してあげることでオフィス全体の「効率化」につながるかもしれません。
↓ 簡単動画からご覧ください。
カスタマイズ前リボンの保存
リボンメニューをカスタマイズする前に、今使っているリボンを「保存」しておき、いつでも元に戻せるようにしておきましょう。
リボンのユーザー設定メニュー
「ファイル」「オプション」「リボンのユーザー設定」でも出せますが、リボンの「余白」部分を「右クリック」しても簡単に出せます。
①リボンの「余白」部分を「右クリック」して「リボンの設定メニュー」を出します。
②「リボンのユーザー設定」をクリックします。

リボンの設定を保存
①「インポート/エクスポート」ボタンをクリックします。
②「すべてのユーザー設定をエクスポート」を選択「OK」します。

名前を付けて保存
「保存」ダイアログからファイル名を入力、「保存」します。

配布用リボンのカスタマイズ
「自分用」は保存したので、「課長用」等、配布用のリボンを作成しましょう。
①「メインタブ」を選択します。
②タブ名の左横 □ のチェックを外すと「タブ」と、配下の「グループ」は非表示となります。

グループ単位で削除
①「タブ」左端の「+」で「グループ」を表示し、削除するグループを選択します。
②「削除」ボタンで削除します。
③最後に「OK」でカスタマイズ作業が確定します。

カスタマイズ完了
「表示」タブ「ズーム」以外は使わない課長さん用の、少々極端な例です。

カスタマイズしたリボンの保存・読込み
①「リボンのユーザー設定メニュー」から「インポート/エクスポート」「すべてのユーザー設定をエクスポート」を選択「OK」します。
②ファイル名を入力して「保存」します。

「読込み」は「インポート/エクスポート」「すべてのユーザー設定をインポート」を選択、ファイルを選択して「開く」をクリックします。
利用者側に、この「読込み」作業さえやってもらえれば、「不要な?」リボンメニューが消去できるわけです。