IF は「もし」です。
IF関数は、「もし~なら、こうしなさい、ちがうならこうしなさい」というように判定によって結論を分けたい時に使い、条件によって別けることから「条件分岐」と呼ばれています。
IF(論理式,値が真の場合,値が偽の場合)
IF関数の解説はこのように書かれていますが、「論理式」とはまた大げさな表現ですね。名前のわりに使い方は1度わかれば「な~んだ!」となるはずです。エクセル上で活用できれば日々の業務はもっとラクになりますので、ぜひスッキリさせてください。
↓ 簡単動画からご覧ください。
エクセル屋の「IF関数」解説
簡単に表現すると
IF(論理式,値が真の場合,値が偽の場合) をエクセル屋流に解説しますと
IF(2つを比べて,正解の表示,不正解の表示) です
実例で説明します
①セルA1の式の中で「1+1=2」は正解ですね!だから正解時の〇が表示されます。
②セルA2の式の中で「1+1=0」は不正解だから不正解時の✕が表示されます。

実際の使用例
先の例ではわかりやすいように「 =IF(1+1=2,”〇”,”✕”) 」という数式で説明しましたが、1+1=2 なのはあたりまえなので、実際にはセルの値がどうなのかを判定する場合にIF式の中で「セル参照」をすることがほとんどです。
セル参照
①0,1,2の数字が入ったセルを参照して、「もしセルがゼロなら『ゼロ』と表示せよ、という式が「 =IF(A2=0,”ゼロ”,””) 」という例です。

IF式の入れ子
関数の中に関数を入れて使うことを「入れ子」と呼んでいます。
②セルの値がセル範囲の最高点と同じなら「最高得点」と表示しなさい、という式「 =IF(B2=MAX($B$2:$B$8),”最高得点”,””) 」という例です。