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最終行、最終列の後ろに行や列を追加した場合は、合計セル中の式で設定されているセル範囲は自動調整されません。
合計に SUM などの関数を使っている場合、挿入時に範囲は自動的に調整されますが、追加の場合にこの機能は働きません。仕方なく挿入してデータを書き直すしか方法はないのでしょうか?
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行列の位置を取得する
↓ OFFSET関数の解説動画をご覧ください。
OFFSET(参照,行数,列数)
下図において、セルE2を基準セルとして OFFSET を設定すると、対応するセルの値を取得できます。
式=OFFSET(E2,B1,B2)

常に合計範囲を更新する式
列が追加されても最終列=合計範囲を取得できれば、列を追加する度に合計セルの式を修正する余計な作業を削減することができます。
↓ OFFSET関数の応用動画
下図の例でセルD2(合計列)に入る式は
式=SUM(A2:OFFSET(D2,0,-1))
セル範囲を扱う関数の中で使えます。
D2(合計セル)、0(同じ行)、-1(合計セルの左隣の列)を指定することで、列が追加されても常に合計セルの左隣までを合計できます。

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