「名簿」や「商品リスト」などの一覧表をEXCEL上で編集、メンテナンスすることは日常よくある業務ですが、苦労されていませんか?
社員番号と氏名が連結した文字列から「社員番号」「氏名」を抜き出したり、商品名と価格がばらばらに記載されたものを一定のフォーマットで連結したり、といった「文字列操作」は「関数」を使ってもできるるのですが、時間がかかる・疲れる・ミスする、と人間にとっては苦しい作業です。
フラッシュフィルは「抜き出す法則」「連結する法則」を瞬時に学習し、一瞬で実行してしまう頼りになる機能です。今後はメンテナンス作業でうんざりすることは無くなるはずですよ!
↓ 簡単動画からご覧ください。
フラッシュフィルの使い方
数字の抜き出し
社員番号は「数値」ですが、数値も抜き出すことができます。
①抜き出したい文字列(社員番号)1件めのサンプルを入力しておき
②「データ」タブ「フラッシュフィル」ボタンをクリックします。
2件目以降は「サンプル」のパターンに倣って自動的に抜き出しました。
文字の抜き出し
①「氏名」「氏」部分だけを抜き出すこともできます。
②同様にスペースで区切られた「名」部分だけを抜き出すこともできます。
抜き出し完了
文字や数値を挿入する
①社員の「生年月日」が別データとして用意されています。
②「社員番号-氏名」の項目へカッコ()で囲んで書き加えることになりました。もしこれを手作業でやれば大変な手間となります。
エラー:パターンが見つからない
フラッシュフィルに作成を任せるセルA3以降にデータが入っている場合「エラー」となります。
エラーが起きた場合は、データをいったんクリアして、再度フラッシュフィルボタンをクリックしてみましょう。
完成
フラッシュフィルは、いちど抜き出してばらしたデータをもう一度集め直して、サンプル通りのスタイルに整理してくれました。