開いたEXCEL資料に英語の解説が付いていたら、「日本語で書けっ」とボヤきながらわからない単語を別画面の辞書で調べますか?それともソーっと閉じますか?
エクセルで作業中に英文入りのメールが来ても慌てますよね。
こんな時便利な「翻訳」メニューが Office(2016~)共通メニューとして EXCEL にも標準装備されています。能力は EXCEL の「おまけ」レベルではない本格的な「翻訳」機能なので、わざわざ別画面で調べる必要もなく「時短」につながるはずです。
↓ 簡単動画からご覧ください。
翻訳メニューの使い方
「単語変換」だけではなく、長文も「翻訳」します。

①「英文」の入ったセルを選択します。
②「校正」タブ「翻訳」をクリックします。

①翻訳元の言語が「英語」であることを検出し
②「日本語」に翻訳します。
③ ⇅ ボタンで「翻訳元」と「翻訳先」を入れ替えることができます。ここで便利なのは「単語」を入れ替えることで自由にカスタマイズできるところです。

各国語に対応
①バッハの曲名ラベルを翻訳してみると
②ドイツ語ではなく「イタリア語」と判定しました。
③パルティータがイタリア語で「ゲーム」だと知ることができました。

①同じCDでも
②なぜか「フランス語」と判定しました。
③音楽用語は少々苦手なようですが、かなりの実力です。

こんな使い方ができます
「翻訳元」はもちろん日本語でも変換しますから、各国語を作り出すことが可能となります。