伝票の日付入力や、作成した帳票にいちいち日付= yyyy/m/d と、数字や / スラッシュを手入力しておられる方がおられたら「変換入力」ができることをお知らせしてあげましょう。
Microsoft IME(アイエムイー)の「予測入力」機能によって、ローマ字入力中に「予測候補」を IME が自動表示してくれる便利な機能です。IME は Wimdows の機能なので、 EXCEL に限らず Wimdows上で動くすべてのアプリケーションで利用可能です。
↓ 簡単動画からご覧ください。
IME の予測入力
TODAY関数 とのちがい
日付関数 = TODAY() や、時刻関数 =NOW() も便利ではありますが、ファイルを開くたびに「現在の日付・時刻」に更新されるため、「作成日」等には使えません。
これに対して「変換入力」で入力した「日付・時刻」は「シリアル値」のため勝手に更新される事はありません。
今日の日付・現在時刻
漢字変換とおなじように「きょう」と入力した時点で「日付候補」が現れますので、あとはマウスか [TAB] キーで選択するだけで入力できます。

「いま」と入力すれば「時刻候補」が現れます。

和暦表示
[TAB] キーなどで候補を送って行くと「和暦」も選択できます。また入力された日付や時刻は「表示形式」も見た通りに設定されています。

さらに速い入力方法
「日付・時刻」を入力できる「ショートカットキー」がありますのでご紹介しておきます。この方法は Office 共通で、Web画面等では使えませんが、速さでは格段です。
「日付」=[Ctrl] + [ ; ]
「時刻」=[Ctrl] + [ : ]

IME その他の予測入力
IME を利用した日付に関する予測入力には、次のようなものがあります。
シリアル値
「きのう」「あした」「〇ようび」は、今日を起点とした「シリアル値」です。

文字列
「らいげつ」「せんげつ」「らいねん」は、今日を起点としていますが、「文字列」として入力されますから計算には使えません。