テストの点数は0~100点まであっても、無数のテスト結果は結局5段階評価であったり、売上げ達成率は小数点まで求めておきながら、ボーナス評価は結局A、B、Cの3段階であったり。
数百行~数千行もあるデータを渡されて人間が目で見て判断しているのは、実は「すごい」とか「良い」「まあまあ」「うーん」「失格」などせいぜい5段階くらいなのかも知れません。
小数点まである膨大なデータを5段階に分類するのであれば、コンピュータが得意とするところです。元の数値も表示したまま5種類の矢印マークなど添えてもらえれば、人間の負担は一気に減少するはずです。
ということで、一覧表の各セルに評価アイコンを取り付ける方法をご紹介します。
↓ 簡単動画からご覧ください。
専門知識は不要、一見で改革に結び付きます!
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数値セルに評価アイコンをセットする
評価アイコンを取り付ける方法
①一覧データの範囲を指定しておき
②「ホーム」タブ「条件付き書式」「アイコンセット(I)」をクリックします。
③メニューの中から、例として「5段階カラー矢印」を選んでみましょう。
④セルの値により5種類の矢印アイコンがセットされました。
5段階評価の標準値はこの画像の通りですが、「ルールの管理」→「ルールの編集」から修正も可能です。
ツールバー登録でさらにスピードアップ
上(下)位10%や、平均より上(下)のように普通なら関数を使わなければできない分析も、メニュー化されており「アイコン」としてツールバーに追加することもできます。
⑤「条件付き書式」「アイコンセット(I)」メニュー上を右クリックします。
⑥メニューから「クイックアクセスツールバーに追加(A)」をクリックします。
⑦「アイコンセット(I)」に表示されていたアイコンがツールバーへ追加されました。
以後、他から貰ったファイルやダウンロードしたCSVファイルなども、セル範囲を指定してアイコンをクリックするだけで、各セル値を自動評価してくれます。