「くり返し入力」は人間が手入力する方法。
「くり返し表示」はエクセルが引き受けてくれる。
ワークシート上のセルからセルの間いっぱいまで記号や文字をくり返し表示するには、手入力し続けるしか方法はないのでしょうか?
エクセルでは「繰り返し表示」するメニューが「配置」グループに用意されていますので、覚えておくとイザという場面で時間のムダ遣いを防げると思います。
↓ 簡単動画からご覧ください。
くり返し入力の例
①「- ハイフン」をセルF2 いっぱいまで入力しようとしています。
②セルF2 の右端までキーを押し続けて、やっと到着しました。

くり返し表示の方法
①セルA2 に「- ハイフン」を1個だけ入力して、セル範囲を選択します。
②「ホーム」タブ「配置」グループの↘マークをクリックし、「セルの書式設定」「配置」「横位置」の選択項目から「繰り返し」を選びます。
③1個だけ入力したはずのハイフンが選択範囲いっぱいまで表示されました。

くり返し表示の便利な点
①セルA2 のハイフンを「 = ダブルハイフン」に変えて見ると・・
②ダブルハイフンが選択範囲いっぱいまで表示されました。「手入力」なら時間がかかるところ、一瞬でくり返す文字を入れ替えることができます。
③列F の幅を拡げると、くり返し文字も列幅に合わせてくれるので手間がかかりません。