入力したデータを見栄えよくするために、セルの頭にスペースを入力するときれいに揃えられる、と安易に考えがちですよね。
そうするとデータに空白文字が入ってしまい、関数などの使用で整合性がとれなくなってしまいます。例えば LEN関数で文字数をカウントした時、「空白」も文字数に入ってしまうとか‥。
インデントボタンを使うことによって、空白を入れずに字下げすることができますのでご紹介いたします。
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インデントを使ってセル内の文字位置を調整する
文字の左に空白を表示する「左詰め(インデント)」以外に、
文字を右揃えにして右に空白を表示する「右詰め(インデント)」、
セル幅で均等割り付けする際に両側に空白を表示する「均等割り付け(インデント)」の機能があります
↓ 簡単動画からご覧ください。
左詰めインデント
左詰めインデントはボタンを使用して簡単に設定できます
対象のセルを選択して、「ホーム」タブの「インデントを増やす」ボタンをクリックすると
左に空白が入ったが、数式バーを見ると空白は入っていない
右詰めインデント
対象のセルを選択して、書式設定ダイアログボックスから「右詰めインデント」を選択
インデントは「3」にする
文字が右揃えになり、右側に3文字分空白が表示される
設定後、インデント数の増減はボタンの使用が可能
均等割り付けインデント
対象のセルを選択して、書式設定ダイアログボックスから「均等割り付けインデント」を選択
文字がセル内で均等割り付けされ、両側に1文字分空白が表示される
設定後、インデント数の増減はボタンの使用が可能