EXCELの基礎知識

[EXCEL]等しくないかどうか「<>」で比較IF関数(2)

不等号「<>」は「等しくなければ『真』」という、いわば「ひねくれもの」です。

「=」と全く逆で、2つのセルの値が一致さえしなければ「真」の処理を、逆に2つのセルの値が一致した時は「偽」の処理をさせたい、といった時に使います。

IF関数をわかりやすく感じていただけるよう、また検索しやすいよう活用場面毎に分けて構成しています。複数ページに分割されていますが、どの解説ページからでも自由にご利用ください。

<>セルとセルが等しくないかを比較する

IF(論理式,真の場合,偽の場合)

論理式の結果に応じて指定された値を返します。

①セルD2には 「=IF(A2<>C2,”真”,”偽”)」が入力されています。セルA2とセルC2が等しくなければ「真」を、等しければ「偽」を表示します。

②1 と 1 は等しいので、セルD2には「偽」と表示されました。

③セルE2には 「=IF(A2<>C2,”等しくない”,”等しい”)」が入力されています。

論理式「A2<>C2」は「1<>1」であり成立しないので「偽」の表示「等しい」が表示されました。

⑤判定「真」の場合の「等しくない」が表示されました。

⑥空白(未入力)との比較も可能です。

次回の課題

大きい、小さい場合の表示について考えます

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