EXCELの基礎知識

[EXCEL]左端以外の任意の列を検索VLOOKUP補足(6)

社内情報は、なぜ検索できないのでしょうか?

物事の一部しか思い出せなくて歯がゆい思いをすることは、スマホの検索で無くなりましたが、社内の情報は検索のすべがありません、ネットと比べて世界はうんと小さいのに。「業務マニュアル」等の社内情報をGoogle検索と同じように検索できるようにするには、専用システムを用意しなければならず、大きな費用を必要とするはずです。

ところが意外な事に、社内情報のうちエクセルで作成されたものなら「一部の文字から」検索することができます。エクセルの関数の中では、「*」(半角アスタリスク)を「ワイルドカード」と呼び、不明な文字の代わりに使うことができます。うまく活用すれば「社内規定」や「業務マニュアル」等、検索機能がないばかりに放置されている「仮死状態の情報」を費用をかけずに復活させることができます。

VLOOKUP関数も、この便利な機能が使えますので名前の一部から検索する方法を、選手一覧の例から説明いたします。

エクセルは道具、シンプルに考えながら焦らず、階段を上がるように1つ1つ解決して行くようにしましょう。「目の前の実務を解決」することをくり返すうちに、社内の風土も徐々に改善の方向へ向かうはずです。

この解説は「VLOOKUP」について、いっぺんにあれもこれも言っておしまいにしてしまうのではなく、わかりやすく、検索しやすいよう、活用の単位に分けて構成します。ページは分割されますが、どの解説ページからでも自由にご利用ください。

左端以外の任意の列を検索

VLOOKUPによって、あいまい検索の結果「選手名」が出ましたが、「背番号」の列が、検索列の左側なので、VLOOKUPでは検索できません。MATCH関数で選手名の「位置」を調べて、その位置を使いINDEX関数で「背番号」を取得します。

(テスト)検索対象の位置を調べてみる

MATCH(検査値,検査範囲,照合の型)

「検査範囲」の中で「検査値」が何番目に位置するのか(照合の型=0完全一致)

MATCH(選手名,選手名の列,0)

①「安達 了一」選手が、選手の列の上から何行目に位置するのかを調べてみます。

 

(テスト)行番号と列番号から「背番号」を検索してみる

INDEX(範囲,行番号,列番号,領域番号)

「範囲」の「行」「列」を指定して値を取得する。(領域は省略可)

INDEX(背番号~選手名,行番号,列番号)

②4行目1列目のデータ「背番号」を検索してみると、正しく「3」を表示しました。

(本番)2つの式を合体すると

③セルA2へ「=INDEX(A5:B102,MATCH(B2,B5:B102,0),1)」と入力します。A5:B102は「背番号と選手名の範囲」、MATCH式は「行」、1は「列」を表します。