「<」は2つの値を比較し「小さければ『真』」を表す不等号です。
2つのセルの値を比較し、自分自身が比較対象より小さければ「真」の処理を、小さくなければ「偽」の処理をさせたい、といった時に使います。たとえば 0<1 は成立しますが 1<1 は成立しません。「<=」と混同しがちですので注意が必要です。
IF関数をわかりやすく感じていただけるよう、また検索しやすいよう活用場面毎に分けて構成しています。複数ページに分割されていますが、どの解説ページからでも自由にご利用ください。
↓ 簡単動画からご覧ください。
より小さいかを比較する
IF(論理式,真の場合,偽の場合)
論理式の結果に応じて指定された値を返します。
①セルD2には 「=IF(A2<C2,”真”,”偽”)」という式が入力されています。セルA2がセルC2より小さければ「真」を、小さくなければ「偽」の文字を表示します。
②1 と 1には大小関係はなく、等しいので、セルD2には「偽」と表示されました。
③セルE2には 「=IF(A2<C2,”小さい”,”小さくない”)」が入力されています。
④論理式「A2<C2」は「1<1」となり、これは成立しないので「偽」の表示「小さくない」が表示されました。
⑤判定「偽」の場合の「小さくない」が表示されました。
⑥空白(未入力)との比較も可能です。
次回の課題
「以上」「以下」の表示について考えます。