「基本の再確認」は必ず次への飛躍の原動力となります。ネット検索はこの事へ大きな貢献をしており、活用する人は能力をフル活用できる人材です。
エクセルはシートのセルへ「=」から始まる文字を入力されると「数式」と認識します。「=1」はセルの値は「=1」ですが、表示は「1」と表示され、「計算結果が1」として扱われます。「=A」と入力するとセルの値は「=A」のままで、セルには「#NAME?」(数式エラー)が表示されます。「=A1」とするとセルA1の値を表示し、これを「参照」と呼んでいます。
=につづいて様々な「関数」や参照先セルを指定でき、足し算にはSUM関数を用います。SUMは英語でサマリ「summary(概要)」データの集計結果を表しているそうです。
=SUM(数値1,数値2,…)
セル範囲に含まれる数値をすべて合計します。
↓ 簡単動画からご覧ください。
SUM関数のセル参照
①各セルを、A1+A2+A3とすべて足し算するように個別に指定するパターンです。

②「セル範囲」と個別セルを取り混ぜて指定する方法です。

③「セル範囲」を指定する方法です。

オートSUM
「オートSUM」は参照範囲を自動設定してくれる便利な機能です。
①「合計」セルを指定した状態で
②「数式」タブの「Σ」(オートサム)ボタンを押します。
③対象セルが指定されたSUM関数が自動生成されます。

④連続した複数の「合計」セルを指定した状態で
⑤「Σ」ボタンを押すことで、まとめて合計式の作成ができます。

⑥連続した複数の「合計」セルを指定した状態で
⑦「Σ」ボタンを押すことで、列系も一括作成ができます。

⑧縦横総計を表示するセルを選択した状態で
⑨「Σ」ボタンを押して、すべてのセルを選択すると「総計」を計算します。
