EXCELの基礎知識

[EXCEL]「チーム+背番号」で選手を検索VLOOKUP(3)

「阪神」の選手検索を作ったら、「オリックス」のも欲しい、というパターンは実際の業務でもよくある話です。エクセルのスキルがばらばらの会社では、スキルの低い人にとって「自分のスキルアップ」は義務ではない、得意な人がやればいいんだ、と考えている方が多いようです。

スキルの高い方にとっては「歯がゆい」環境を何とか改善しなければ、という焦りと、現業務の2重苦に陥る恐れがあるのですが、このような会社に有効な手段がありますので、今回の記事を通じてご紹介いたします。

言われるままに「オリックス版」を作って渡せば、もらった人は「依頼慣れ」してしまいますので、言いなりではなく少し工夫して「利用者参加型」を渡すのです。「チームと背番号」を入力するタイプ、さらには「チームを追加できます」というタイプです。順を追って解説いたします。

エクセルは道具、シンプルに考えながら焦らず、階段を上がるように1つ1つ解決して行くようにしましょう。「目の前の実務を解決」することをくり返すうちに、解決方法の引き出しも整理されて行くはずです。

この解説は「VLOOKUP」について、いっぺんにあれもこれも言っておしまいにしてしまうのではなく、わかりやすく、検索しやすいよう、活用の単位に分けて構成します。ページは分割されますが、どの解説ページからでも自由にご利用ください。

背番号検索の他チーム版

VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)

VLOOKUP(背番号,選手一覧,ほしい情報の列,FALSE)

「阪神版」は完成しています。

そのままの形で他チーム版を作るのは簡単なのですが‥

チームを追加してみる

①阪神92名に続いて、オリックス98名のデータを貼り付けてみました。

②「範囲」も最終行194に修正しましたが、阪神の選手しか検索できません。

③「背番号」が重複する場合、検索方法が「FALSE」の場合は、最初のデータを取得し、後続の同じ背番号は無視されてしまいます。

④重複していない背番号に関しては、正常に検索できます。

「チーム+背番号」で選手情報を呼び出す

①「背番号」列の前に「チーム&背番号」列を作ります。

②検索される列として重複のないよう、「&」でチームと背番号を連結します。

③利用者にはチーム名と背番号を連結した文字を入力してもらいます。

④VLOOKUPの「検索値」は「チーム&背番号」とすることで、正常に検索できました。

チームを追加できます版

次回(第4回)は各自で好きなチームを追加できる方法として、別シートの一覧を参照する方法を解説いたします。