配布資料の情報元が他にある場合、情報元を記入しておくことは資料作成のエチケットであります。
最近のネット世界では情報元明記以上の事、すなわちその場で情報元が開くということまでできてしまうようになり、利用者もそのことに完全に慣れてしまっています。
さてエクセルで作成した配布資料の場合はどうでしょう?エクセルで同じことをやりたい!とおっしゃる方が非常に多いので解説いたします。
インターネットでは、文字やURLをクリックする他、よく使われているのがボタンや画像に近づくと「指マーク」が現れ、クリックするとそのサイトが開くというリンク方法です。ネットショップのCMに多いですね、商品の画像をクリックしたら販売サイトが開く、という方法です。
エクセルにも「ハイパーリンク」というエクセルからインターネットへ簡単にリンクできる機能があります。ハイパーなどと名前はすごいですが設定はごく簡単で、配布情報の価値も大幅に向上しますのでぜひ活用してください。
リンクボタンの作り方
ボタンを自作する方法
①「挿入」タブ「図形」メニューを使って好きなボタンを作ります。
切り抜いた画像を使う
①直線に開いた画面が対象になるので、前もって目的の画像を開きます。
②「挿入」タブの「キャプチャーアイコン」(カメラ+マーク)をクリックします。
③「画面の領域(C)」をクリックします。
④直前に開いた画面が再度開き、切り取り用の+マークが表示されますので、必要な部分を四角く切り取ります。切り取った画像がエクセルシート上へ貼り付きますので位置と大きさを調整します。
ボタンや画像にリンクを設定する
①リンク先webサイトのアドレスをコピーしておきます。
右クリック&コピー、または [Ctrl]+C でコピーできます。
②エクセル側リンク元のボタンや画像を編集モードにしておきます。
③「挿入」タブの「リンク」をクリックします。
④「リンクを挿入(I)」をクリックします。
⑤リンク先の「ファイル、webページ(X)」をクリックします。
⑥「アドレス(E)」の窓へリンク先アドレスをペーストします。
右クリック&貼付け、または [Ctrl]+V で貼付けできます。
⑦「OK」でリンク設定完了です。