EXCELの集計テクニック

[EXCEL] 色別にセルの数を数える方法 マクロなし!

分類ごとや、処理済み・未処理など、セルを塗りつぶして見やすくすることは Excel ではよく行う方法です。
では、この塗りつぶした色を数えたい時はどうしますか? Excel には「セル色を数える」という単独メニューはありません。「そうか‥」と諦めないで下さい!Excel の機能たった2つで解決できてしまうのです。その機能とは、オートフィルター と SUBTOTAL 関数です。
ではさっそくご覧ください!

ポイント解説動画

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同色のセルを集める

まず、同じ色のセルを集める方法です。
オートフィルタ機能を使いますが、あらかじめ見出し行にオートフィルタを設定しなくても
直接目的のセル上を右クリックすれば、かんたんに色の集約ができます。

フィルター → 選択したセルの色でフィルター をクリックします。

指定の色が集まりました。

集めたセルを数える

集めたセルの数は SUBTOTAL 関数を使って数えることができます。
すでにフィルターボタンが設定されているので、下図のような操作になります。

SUBTOTAL(集計方法,参照) の「集計方法」部分に入る引数(ひきすう)は、関数入力段階で下図のようにリファレンスが出ます。解説では 2-COUNT を選択しますが、セルの値が文字なら 3-COUNTA と使い分けることになります。

集めたセルの値を合計する

SUBTOTAL 関数の引数を指定すれば、集めたセルの値の合計が可能です。

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