「納期」や「締め日」「プロジェクト完了日」など、EXCELで管理している業務には「あと何日」という「期限」に関わるものが少なくありません。
「期限」に関わるエクセルブックを開く度に、「あと何日」と表示してくれたら便利ですよね。今回はそんなちょっと気の利いたテクニックをご紹介いたします。
↓ 簡単動画からご覧ください。
開く度にカウントダウンさせる
元のシート
セルC3 へ「あと??日」と表示させたい、という例です。

TODAY() は「今日」の日付を取り出す関数ですから、セルC2 – TODAY() で「差」は計算できているはずです。

計算結果はシリアル値
計算結果は正しいはずなのですが、元の表示形式が セルC3 へも適用されてしまい「日数」ではなく「日付」で表示されてしまいました。

TEXT関数で自由に表示
TEXT(値,表示形式)
数値に指定した書式を設定し、文字列に変換した結果を返します。
TEXT(C2-TODAY(),”0日”) とすれば、??日 と表示します。TEXT関数で返される値は「数値」ではなく、指定した表示形式で表わす「文字列」です。文字列だから前後に他の文字列を「連結」することもできるのです。
=”まであと” & TEXT(C2-TODAY(),”0日”)
というように「まであと」という文字列を、前に追加しました。