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エクセル上の日付データは「表示形式」を使って、見た目には年月日を文字列のように表示できますが、あくまでも「シリアル値」であるため、「&」で他の文字と連結しようとしてもうまく行きません。
例えば 2019/4/1 という日付が入力されたセルの書式を「m月」とすれば、「4月」と表示してくれるので便利なのですが、このセルに「&の予定」という文字列をつなげようとしても、「4月の予定」とは表示されず「43556の予定」と表示されてしまいます。
セルの書式と同じ書式を指定して、見た目だけではなく、元の数値から指定した書式どおりの文字列を取り出すことで、他の文字列と連結できるTEXT関数をご紹介します。
TEXT(値,表示形式)
数値に指定した書式を設定し、文字列に変換した結果を返します。
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↓ 簡単動画からご覧ください。
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日付と文字を連結するTEXT関数
セルの書式ではうまく行かない
①セルC2にはセルの書式で「m月」が設定されています。
②セルD2には「=C2&”の予定”」が入力されていますが、「4月」がシリアル値になってしまいました。
表示形式どおり文字を取り出すTEXT関数
③セルC2にはセルの書式ではなく「=TEXT(B2,”m月”)」が入っています。
④セルC2の値が表示だけではなく「4月」という文字に変換されているため、セルD2「=C2&”の予定”」の式によって「4月の予定」という文字列ができました。
表示形式は自由に設定できる
表示形式は「書式設定」の「表示形式」と同じものが使えます。
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