打順を例に説明しますが、野球用の関数ではありません、何にでも使えます。
エクセル関数がわかりにくいのには、解説側にも原因があります。エクセルの教科書でもネット検索でも、「CHOOSE関数とは」がタイトルでは、CHOOSE関数の存在を知る人だけが解説にたどり着け、「本当に必要としている人」へは届くはずがないからです。
CHOOSE関数という言葉を知っている人にとって、「何に使うものか?」の説明は不要なので、解説内容は専門的であるため、逆に本当に必要としていて偶然見た人にとっては理解不能な解説になってしまう、という不親切な構造になっているようです。
このことがエクセル活用の「無用な壁」になっているとしたら悲しい事です。
エクセルは道具、シンプルに考えながら焦らず、階段を上がるように1つ1つ解決して行くようにしましょう。「目の前の実務を解決」することをくり返すうちに、解決手法の引き出しも整理されて行くはずです。
CHOOSE関数とは実に単純でわかりやすい関数ですから、必要な場面で名前を思い出せるだけで充分です。細かい使い方は検索すれば良いので、簡単に説明します。
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打順で選手名を呼び出す
CHOOSE(インデックス,値1,値2,…)
CHOOSE(打順,選手1,選手2,…)
指定した順番の「値」を返す。
①セルA2へ「打順」を入れたらセルB2へ「選手名」が表示されるようにします。

セル参照で呼び出す
②打順一覧がある場合、セル参照とすることもできます。
③インデックス=打順なので、「=CHOOSE(A2 」に続いて打順1「セルB3」から順に選手名のセルを指定します。

式中に書き込んだ値を呼び出す
④打順一覧がなくとも、式中に直接書き込むこともできます。
