名前に「令」か「和」が付けば半額にします、というセールをやっていました。これをエクセルの式で表すには、どうすれば良いのでしょう?
まず「ある文字が含まれる」かどうかを判断するには「あいまい検索」の手法を使います。次に「?または?」といった複数の条件のうち、どれかが満たされると「真」、すべて満たされないと「偽」を取り出すのに「OR関数」を使います。
Google検索のようにキーワードで検索もできます。今回の「令」とか「和」の検索語句をキーワードと呼び、メニュー名称の中に「令」が含まれるもの、という検索スタイルを「あいまい検索」と呼んでいます。「*令*」のようにキーワードの前後にアスタリスク「*」を付けると、検索先文字列のどの位置に「令」があってもOKとなり、これを「ワイルドカード」と呼んでいます。
COUNTIFで「令」と「和」の「あいまい検索」を行い、これをORでくくり、さらにIFで割引価格を表示させる、という3重構造になりますが、順を追って説明しますので、いちどざっと理解して、実際の業務に応用する際に再度こちらを検索すれば時間の節約になり、業務処理の引き出しも増えると思います。
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ある文字が含まれるか検索する
COUNTIFとワイルドカード*
COUNTIF(範囲,検索条件)
指定したセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返します。
①「=COUNTIF(A3,”*令*”)」と入力してみます。「令」の前後に「*」を付けることによって、どの位置にキーワードがあってもOKとなります。下の例では、氏名に「令」が含まれるため、「一致するセルは1個です」と返してきたわけです。
②式は「令」を探しているため、結果は「なし」の0です。
③「令」を検索する式、「和」を検索する式の2つの式が必要であることがわかりました。
2つの検索式を OR関数 でつなげてみる
④「OR(COUNTIF(A3,”*令*”),COUNTIF(A3,”*和*”))」という式を入れて、結果を見ると、「和」が名前の中に存在するので「TRUE」が返って来ました。このようにOR関数は、複数の条件のうちどれかが「真」であれば、結果も「真」という判断をします。
これで「令」または「和」が含まれているかの「論理式」が出来上がりました。
最後に IF関数 で価格を切り分ける
⑤「=IF(OR(COUNTIF(A3,”*令*”),COUNTIF(A3,”*和*”)),2500,4000)」とIF関数により「OR式部分」が「真」ならば2500、「偽」ならば4000に切り分けて完成です。
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