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エクセルは2つ以上の要素を「掛け算」するのも得意、掛け算の答えを合計するといったトリプル技も得意です。
人間は2つ以上の要素をいちどに「掛け算」する習慣がないうえに、電卓のメモリーのように掛け算の答えを累計する「タテヨコ集計」など大の苦手です。SUMPRODUCT関数 の説明を聞いてもピンと来ないのは、人間が苦手なタテヨコ集計をひとつの関数でできてしまうからかもしれません。
SUMPRODUCT(配列1,配列2,…)
配列の各要素の積を合計します。
といった関数リファレンスの説明では意味不明なので、「なんだ、そーだったの!」とスッキリできる解説をいたします。さらにセル範囲に「名前」つけることで「単価✕入数✕ケース数=売価計」と数式に名前を使うことでわかりやすく解説いたします。
↓ 簡単動画からご覧ください。
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セル範囲に名前を付ける
①単価のセル範囲 B2:B4 に「単価」という名前を付けます。「名前ボックス」へ「単価」と入力して「Enter」を押します。
②原価率のセル範囲 C2:C4 に「原価率」という名前を付けます。
③入数のセル範囲 D2:D4 に「入数」という名前を付けます。
④ケース数のセル範囲 E2:E4 に「ケース数」という名前を付けます。
⑤「名前ボックス」の▼を押すと、名前リストが確認できます。
SUMPRODUCT関数に名前を使う
①セルF5に原価総計として「=SUMPRODUCT(単価,原価率,入数,ケース数)」を入力します。
②セルG5に売価総計として「=SUMPRODUCT(単価,入数,ケース数)」を入力します。
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