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作成中のデータに間違いがないか、別ファイルのデータと比較することはよくありますよね。その際、目視で済ませてしまうと落とし穴がありますよ。
文字列の場合、” ”スペースが混入していても目視では見破ることは難しく、見逃してしまうことが多いです。数値の場合は、表示形式によって見かけは同じでも値が違っていることはよくあります。
2つの文字列を比較してくれるEXACT関数をご紹介いたします。EXACTとは「正確な」という意味です。
EXACT(文字列1,文字列2)
2つの文字列を比較し、同じものであればTRUE、異なればFALSEを返します。
↓ 簡単動画からご覧ください。
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文字列を比較する
①セルB2の「A」とセルC2の「A」を「=EXACT(B2,C2)」で比較、結果はTRUEです。
②この場合は両者明らかにちがいますから結果はFALSEです。
③目視では同じ「A」に見えますが、セルC4には「A_」とAのうしろにスペースがくっついていました。
数値を比較する
各データは一見同じなのに、合計値に差が出てしまう数表に出くわすことがあります。
①1と1を比較して、当然TRUEです。
②1と1を比較して、なぜかFALSEです。
③1と1を比較して、これもなぜかFALSEです。
④1+1+1は当然3です。
⑤1+1+1がなぜか4となっています。
原因は表示形式
原因は小数点でした。表示形式によって整数表示すると、四捨五入した表示となり、データ(1)とデータ(2)は、目で見た限りでは同一に見えてしまいます。合計値も四捨五入されて表示されていたことが原因だったのです。
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