エクセルの最大行数もすでに100万行を超えていますね。実際にそこまで使い切る事などないにしても、もはや目視で検索はあり得ない時代ではあるはずです。
絞り込みや検索を手軽にサポートしてくれる機能が「オートフィルター」です。
オートフィルターのうれしいところは、配布資料に取り付けておき、注釈に「フィルターボタンでご自由に絞り込みができますよ」としておけば、作り直しの依頼が少なくなるところです。
ではさっそくはじめましょう!
↓ 簡単動画からご覧ください。
オートフィルターボタンの設置方法
よくありそうな表にオートフィルターボタンを取り付けて、支店や商品で絞り込めるようにしてみましょう。
オートフィルターの設置
①表の中の任意のセルを選択しておきます。
②「データ」タブの「フィルター」をクリック。オートフィルターの設置はたったこれだけで完了です。
オートフィルターの使い方
オートフィルターは誰もが直感的に使える仕様になっています。
③絞り込みたい項目の▼ボタンを押します。
④「☑すべて選択」のチェックをはずします。
⑤あらためて絞り込みたい項目にチェックを入れます。
⑥「OK」で絞り込み完了!
⑦「京都支店」のデータに絞り込まれました。引きつづき他の項目も重ねて絞り込むことができます。
5~10行目は非表示になっているだけで実際にはデータは存在します。もし計算対象になっている場合も計算結果に反映します。ただしSUBTOTAL関数は絞り込んだ状態の小計計算を行います。