提出用フォームへ、決められたとおり入力してもらうのは大変ですね。「全角カナ」と決めておいても「半角」が混入していたり、「英数半角」なのに「全角」だったり。
「全角」と「半角」が混在してしまった文字列を、強制的にどちらかの文字種へ変換してしまう関数もありますが、今回は「全角」と「半角」が混在した文字列の「全角」が何文字、「半角」が何文字なのかを調べる方法について解説いたします。
文字数を調べる関数
LEN関数
LEN(文字列)は、指定した文字列の「文字数」を返します。「全角」と「半角」の区別はありません。
LENB関数
LENB の B は「バイト数」=「データ量」を表わしています。半角=1バイト、全角=2バイトの「データ量」としてカウントされます。
全角文字数
全角・半角が混在する文字列の中から、全角の文字数だけを取り出すには、LENB ー LEN で求めることができます。
半角文字数
文字数と、うち全角文字数がわかれば、半角文字数=文字数ー全角文字数 で求めることができます。
全角と半角それぞれの文字数
例えばメールアドレス等、全角が含まれていては困る場合にも活用できます。
入力チェック欄に利用
=IF(LENB(B2)-LEN(B2)>0,”全角が含まれています”)
とすれば、入力用フォーム上で即時チェックも可能です。