EXCELの文字列操作を手際よく

[EXCEL]文字入り数字を計算可能に修正する方法

東京都の人口 1384万3403人 のように表記された資料は、何万人単位で把握するにはわかりやすいのですが、エクセル上では文字列なので、データとして集計したり計算することができません。

このような表記を打ち直すことなく数値化する方法をご紹介いたします。

SUBSTITUTE関数で「万」という文字を取り去るだけでは数値ではなく「数値に見える文字列」なので、この少々やっかいな「数値に見える文字列」をVALUE関数で数値化する方法も併せて解説いたします。


↓ 簡単動画からご覧ください。


ポイント解説動画

エクセル屋の解説動画は毎日増えています。「知ってるんだけど確認したい」時に便利なよう、短時間でナレーション無し-まわりに気兼ねなく何度でもくり返し確認できます。下のボタンからチャンネル登録をお願いいたします。

EXCEL屋動画チャンネル

文字入り数字の文字を消すsubstitute

万を””に置き換える

SUBSTITUTE(文字列,検索文字列,置換文字列,置換対象[省略可])

(置換対象は省略可。省略すれば「全て対象」同じ検索文字が存在する場合、何番目かを指定する)

SUBSTITUTE関数は、文字列中の指定した文字を新しい文字で置き換える関数ですが、万を “” に置き換えることで消去ができます。

①赤枠セルD2に 「SUBSTITUTE(C2,”万”,””)」を入力します。

結果を数値化するVALUE

万を消去後さらに数値化する

セルD2に表示されるデータは「万」を取り去った文字列です。文字列であることはセルの左寄せになっていることで判断できます。

このままでは数値として計算ができない等の不都合が生じますので数値化をします。

②セルE2に 「VALUE(D2)」を入力します。

万消去と数値化を同時に行う

関数は重ねて記述が可能なので、万の消去と結果の数値化を同時に行います。

③セルD2に 「VALUE(SUBSTITUTE(C2,”万”,””))」を入力します。

スポンサーリンク