「令和対応」のテクニックが凝縮されたカレンダーの作り方です。「月」のセルに1~12を入力するだけで、「令和」年号と曜日が入ったカレンダーを自動作成します。
「令和対応」の中でも特に人気の高い「令和1年を令和元年と表示」「令和1年をR1と表示」「シリアル値とは?」等、日付操作に関する操作方法を理解する絶好のチャンスです。
「令和」問題すべてがここで解決いたします!
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月を入力すると年が決まるしくみ
①画像のようなカレンダーのフォームを作り、セルB2へ「1~12」の月を入力します。

②「年」が入るセルA2へ「=VALUE(B2&”/1″)」と入力します。エクセルシート上で「5/1」と入力すると自動的に「43586」というシリアル値に変換される機能を利用したものです。文字列で「”5/1″」を作り、VALUE関数で数値化しています。
来年用のカレンダーを作る時は「=VALUE(“2020/”&B2&”/1”)」としてください。

③シリアル値を「年」に変換するため「セルの書式設定」メニューを出します。
④「表示形式」の「ユーザー定義」を選択します。
⑤「ggge”年”」と入力「OK」します。

令和1年を令和元年と表示
5月1日の改元まで表示は「平成31年」のままで、5月1日以降も「令和1年」と表示されるところ、今すぐに「令和元年」と表示させる設定をします。
①「ホーム」タブの「条件付き書式」をクリックします。
②「新しいルール(N)」をクリックします。

③「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択します。
④「セルの値」に続いて「次の値の間」を選択します。
⑤始まりと終わり「2019/5/1」~「2019/12/31」を入力します。
⑥この条件で書式を変更しますので「書式」をクリックします。

⑦「ユーザー定義」「種類(T)」へ「”令和元年”」と入力します。元号を表す「ggg」も、年を表す「e」も使いません。「OK」で対象セルが「令和元年」に変更されました。

年月タイトル部分完成

日付と曜日の自動入力
1日めは年の値
①「令和元年」のセルA2の値が「5月1日」なので、初日のセルA5で利用します。
②「セルの書式設定」を出し「ユーザー定義」を選択します。
③「ge-mm-dd」と入力「OK」します。

H31をR1へ変換
①「ホーム」タブの「条件付き書式」をクリックします。
②「新しいルール(N)」をクリックします。

③「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択します。
④「セルの値」に続いて「次の値の間」を選択します。
⑤始まりと終わり「2019/5/1」~「2019/12/31」を入力します。
⑥この条件で書式を変更しますので「書式」をクリックします。

⑦「”R1-“mm-dd」と入力「OK」します。

曜日の設定
①曜日のセルB5へ「=A5」と入力します。
②「セルの書式設定」を出し「ユーザー定義」を選択します。
③「aaa」と入力「OK」します。
2日め以降
①2日め以降は「前日+1」とします。

②1か月ぶん下へコピーして完了です。

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