能力を発揮し、効率よく働いてもらうために「適材適所」という言葉がありますが、言葉どおり実現するのは難しいですね。
年に一度「自己申告書」の提出を求め、得意な技能や最近取得した資格などを本人がアピールできるような制度を取り入れている企業もありますが、自由記入してもらった申告書から「簿記2級」や「衛生管理者」等の欲しいキーワードをもしも目視で見つけ出すとしたら、たいへんな労力を要する作業になるはずです。
「自己申告書」に限らずエクセルのセル内に入力された文字列の中から、特定のキーワードが含まれているかどうかを判定することができるテクニックをご紹介します。「自己申告書」は説明のための一例で、自由記入された社内文書を分類する場合に威力を発揮します。
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回答文から特定の文字列を見つける方法
回答文から「エクセル」を検索する
①回答文が入力されるセル(A2)を選択しておき
②「ホーム」タブ「条件付き書式」の中の「新しいルール(N)」を選びます。
③ルールの種類は「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選びます。
④数式は「=COUNTIF(A2,”*エクセル*”)」と入力し「書式(F)」をクリックします。
COUNTIF と * を使ったあいまい検索の説明
セルA2に「エクセル」という文字が含まれていたらCOUNTIFは成立します。
⑤「フォント」タブで「太字」を選択しました
⑥「塗りつぶし」タブで色を選択し「OK」
回答文に「エクセル」が含まれていたら
検索文字列が複数ある場合
同じセルに「新しいルール」として、複数の条件を設定することができます。
⑦数式に「=COUNTIF(A2,”*英会話*”)」とし、新しく書式も設定します。
回答文に「英会話」が含まれていたら
ルールの管理
⑧条件付き書式ルールの表示、作成、編集、削除ができます。