「マジ」や「やばい」など、ひと昔前の若者言葉を社内で使って怒られていた新入社員も今では中堅となり、社内の日常会話ではさして咎められることも少なくなって来たようです。
(〇?)先輩に向かって「あざーすっ」
(△)会議の中で「それはありえないっす」
(✕)日報の締めくくりが「(笑)」
休憩時間や日常会話なら目をつむるとしても、社内文書ではできる事なら何とかして禁止したいものですね。
エクセルで数値や日時の入力範囲を制限することはできますが、「コメント」入力を求める場合にも特定の「NGワード」を入力させない方法がありますのでご紹介します。
↓ 簡単動画からご覧ください。
NGワード(禁句)を入力させない設定方法
エクセルのコメント入力時に「マジ」をNGワードとして入力できなくします。
入力規則のユーザー設定を使う
①コメント記入セル(A2)を選択して
②「データ」タブ「データの入力規則」をクリックします。
COUNTIF と * を使ったあいまい検索の説明
NOT関数をスッキリ理解
セルA2に「マジ」という文字が含まれていたらCOUNTIFは成立し、NOTで正反対の不成立を返す。
③「データの入力規則」で「ユーザー設定」を選択して④「数式(F)」へ「=NOT(COUNTIF(A2,”*マジ*”))」と入力します。
⑤「エラーメッセージ」の「タイトル(T)」へ「NGワード」等のエラー名を入力します。
⑥「エラーメッセージ(E)」欄へは、何故入力してはいけないのかの説明を入力します。
複数のNGワードを設定する方法
NGワードが2個以上ある場合は、COUNTIF を OR で繋ぎます。
⑦例として「マジ」と「やばい」の式は
「=NOT(OR(COUNTIF(A2,”*マジ*”),COUNTIF(A2,”*やばい*”)))」
NGワードを入力した場合
NGワードが見つからなければ
エラーメッセージが出ることはありません。