すごいEXCEL改革事例

[EXCEL]エクセルから「送信」で購入申込み社員セール成功事例

いつも使っているエクセルシート上に「送信」「集計」ボタンを取り付けたら、こんな便利になった!という事例です。

ショッピングサイトを持っているチェーンストアも多くなってきましたが、社員購買サイトを持っている会社は少ないと思います(それどころではないはずです)。「従業員向けにクローズなサイトを構築しませんか?」などとCMしているECサイト業者も存在するほどですから、「社員販売」というのはよほど特殊な存在なのでしょうか?

社員販売とは、福利厚生の一環という意味もありますが、お客様へ自社商品を自信を持ってお薦めするために有効な「事前周知」となります。以前あるスーパーで「店長おすすめ商品」のPOPがついた商品を店員さんに見せて「どんな味がしますか?」と訊いたところ「食べたことが無いのでわかりません」と帰ってきたことがあります。

今回の事例は「業務改善力を身に付けるエクセル教室」へ、チェーンストア本社の酒担当者から来た相談で「地域によって取り扱いの偏りが大きい日本酒の社員セールを試したい」というものです。エクセルで自作した注文画面に「送信」の文字を「注文」に変えたボタンを付けて社内へ配布、結果は大成功。これがきっかけとなり同じ手法の社員セールが拡大することになりました。

実際の社員販売購入画面(エクセル)

「送信」ボタンの文字を「注文」に変えたエクセル画面

システム導入の順番

「お客様へ自社商品を自信を持ってお薦めする」ためには社員が率先して購入できる環境が優先されるべきなのですが、実際にはショッピングサイトが優先されます。サイト構築側もサイト請負い側も、利益を優先する結果当然そうなるでしょう。しかし長い目で見た場合、あらゆるシステム化が利益優先で構築されて行くなら、いつかは崩壊するかもしれません。正しいIT活用、環境づくりを願っています。

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