開くと「このブックは10ページで構成されています」とメッセージが出て、「OK」を押すと1ページめを表示するという機能です。
配布資料等のページ数が多い場合、1ページめからちゃんと見てもらえるだろうか?と心配になることもありますよね。また利用者が気になるページだけ閲覧後、そのまま保存してしまったとしたら、エクセルブックの機能としては次に開いた時もそのページが開くことになります。せっかく1ページめに目次を用意しても活用してもらえないケースがあるかも知れません。
また自分で保存しておく資料も、編集途中ページで保存してあったり、コピーしたシートや非表示シートがあったりしますが、これらもすべてカウントしてくれます。
マクロを使いますが、意外に簡単に設定できてしまいます。まずは実現できればマクロの関連知識はあとから必ずついてくる、というのがEXCEL屋流です、安心してください。
紹介しました機能付きエクセルファイルをご希望の方へメールでお送りしています。いちばん下にある「ファイル申し込み」へご登録ください。
開くとページ数を表示する設定
①対象のエクセルブック上で[Alt]+[F11]を押します。
②「VBAプロジェクト」が現れたら「This Workbook」をダブルクリックします。
③「コードウィンドウ」にコードを書くのですが、コピー用のコードを用意してあります。下の「コピペしてください」の4行をコピーして貼り付けてください。
コピペしてください
Private Sub Workbook_Open()
MsgBox “このブックは” & Sheets.Count & “ページで構成されています。”
Sheets(1).Select
End Sub
④このように貼り付いたらOKです。
⑤ブックを「名前を付けて保存」で保存します。
⑥「ファイルの種類(T)」を「Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)」に指定します。
⑦「保存(S)」で保存完了です。
ブックを起動した時の動き
利用者がブックを起動したタイミングで「このブックは〇ページで構成されています。」とメッセージボックスが表示され、「OK」で1ページめが開きます。
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