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[EXCEL]保存禁止にする方法

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エクセル資料を「保存禁止」にして配布したい!という要望は非常に多いようです。

ファイルを「読み取り専用」こちらに設定することは比較的簡単にできますが、「新しい名前を付けて保存」ができてしまうため、今まで悩んでおられた方は多いと思います。

今回ご紹介する方法は「上書き保存」も「新しい名前を付けて保存」も含めて、利用者が「保存」メニューを選んだタイミングで「警告」を出し、保存できなくします。

「保存禁止」という素朴な要望に対し、世間にはいまだ満足させてくれる回答が少ないようなのでEXCEL屋が実現方法を簡潔に解説いたします。マクロを使いますが、まずは実現できれば関連知識はあとから必ずついてくる、というのがEXCEL屋流です、安心してください。
↓ まずは動画にまとめましたのでご覧ください。


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保存禁止にする方法

①保存禁止にしたいエクセルブック上で[Alt]+[F11]を押します。

②「VBAプロジェクト」が現れたら「This Workbook」を選択します。

③「コードウィンドウ」にコードを書くのですが、コピー用のコードを用意してあります。下の「コピペしてください」の8行をコピーして貼り付けてください。

コピペしてください

コピ―用コード

Private Sub Workbook_BeforeSave(ByVal SaveAsUI As Boolean, Cancel As Boolean)
If Sheets(1).Range(“A1”) = “保存許可” Then
Sheets(1).Range(“A1”) = “”
Exit Sub
End If
MsgBox “保存は禁止されています”
Cancel = True
End Sub

④このように貼り付いたらOKです。

⑤セルA1に「保存許可」と入力します。(保存禁止を逃れるために用意しておいた方法)

⑥ブックを「名前を付けて保存」で保存します。

⑦「ファイルの種類(T)」を「Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)」に指定します。

⑧「保存(S)」で保存完了です。

保存時の動き

保存しようとしたら

「上書き保存」も「名前を付けて保存」も含めて、利用者が「保存」メニューを選んだタイミングで「保存は禁止されています」の警告を出し、保存機能は働きません。

あなたが保存する場合

セルA1に「保存許可」と入力されている場合に限り、保存できます。保存実行時に「保存許可」のメッセージは消去されるので、このしくみを知っている人だけが保存できる、ということになります。

動画解説


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