EXCELの関数には「営業日」という考え方があり、ビジネスをサポートしてくれていますので、ご紹介しておきたいと思います。
「休日」とは「土日・祝祭日」だけでなく、自社の「休業日」として定義したり、逆に「営業日」は暦の「平日」には関係なく自社の「営業日」として定義することもできます。
まずは簡単に「土日」と、その逆の「平日」をさっと計算できる方法を解説いたします。
↓ 簡単動画からご覧ください。
WORKDAY がつく関数
①WORKDAY(開始日,日数,[祭日]) 開始日から営業日数を+-した日付
②NETWORKDAYS(開始日,終了日,[祭日]) 開始日から終了日の間の営業日の日数
③WORKDAY.INTL(開始日,日数,週末,[祭日]) ①に「週末」※の設定を追加できる。
④NETWORKDAYS.INTL(開始日,終了日,週末,[祭日]) ②に「週末」の設定追加可能。
※「週末」とはユーザーが自由に対象曜日を設定できる機能 → 別途解説いたします。
今回は ②NETWORKDAYS を使った例です。
土日の日数をカウントする
ワークシート上に入力された「開始日」「終了日」から「平日の日数」「土日の日数」をカウントできるようにしたいと思います。

平日の日数
NETWORKDAYS(開始日,終了日,[祭日]) は [祭日]=「休業日」を一覧表にして範囲指定することで「営業日」を表わすことができますが、 [祭日] を省略することで、「土日以外」を算出します。

結果の 109 は「祭日」は除外されていませんが、「土日」を除く日数です。

土日の日数
「土日」を除く日数が算出できたので、終了日ー開始日ー平日の日数 で「土日」の日数が算出できます。

「祭日」は含めていませんから、109+43=期間日数、ということです。
