ドロップダウンリスト

[EXCEL] プルダウンリストが途中からしか表示されない(動画あり)

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EXCELで作る申請書などでは、提出してもらうフォームの記入シートに「プルダウンリスト」を設定しておくと便利ですね。

選択肢の増減があった場合も、元データのシートに用意しておいたセル情報を編集するだけで、記入シートのプルダウンリストに反映します。

後々の増減に備えて多めに行指定したり、いっその事 =”A:A” などと列ごと指定したくなりますが、こんな時に「選択肢が途中からしか表示されない」といった少々気になる問題が発生してしまいます。
↓ 簡単動画からご覧ください。


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途中からしか表示されない現象

入力規則の設定で、「元の値」に =元データ!$A:$A を指定すると、プルダウンリストを開いた時、このような表示になってしまい、スクロールバーも中途半端なところで止まったままです。

本来の設定

①正しいとされる設定方法は、元データが実在する範囲 =元データ!$A1:$A10 を指定することになっています。

②すると未入力の状態でもプルダウンリストは先頭を表示します。が、元データ増減に対応させるにはどうすれば良いのでしょう?

手っ取り早い解決法

元データの見出し「氏名」を Delete で消してみましょう。

「元の値」に =元データ!$A:$A を指定していても、とりあえずは先頭を表示するようになりました。

これはプルダウンリストが表示する際に「今表示している文字を元データから指し示す機能」が働いているからで、今表示している文字が無表示なら、元データの中から最初の無表示位置を示しているから「途中で止まっている」ように見えていたのです。

関数を用いた完全な方法

元データシートの A列 すべてを指定しながら、関数を使って実際にデータが入っているセルの個数をカウントして入力規則の「元の値」へ適用させる方法があります。

下の数式をコピーして「元の値」入力場所へペーストしてください。(シート名、列名は適時変更)

=OFFSET(元データ!$A:$A,,,COUNTA(元データ!$A:$A))


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